ACTIVITY REPORT

活動報告

2026年09月04日(金)

令和8年度 広島県社会福祉法人経営青年会第2回研修会・情報交換会

講義:「福祉の未来を切り拓く~人が育ち、組織が変わる次世代管理者のリーダーシップ~」
 
第2回研修会では、株式会社TONOERUの藤岡佳子様と桑原莉沙様を講師にお迎えし、「福祉の未来を切り拓く~人が育ち、組織が変わる次世代管理者のリーダーシップ~」というテーマで研修会を開催いたしました。
今回の研修では、これからの福祉を支える次世代管理者の育成と、管理職に負担が集中しない組織づくりについて考えました。
福祉の現場では、人材不足や離職などが課題となっています。これからは新たな人材を確保するだけでなく、現在働いている職員をどのように育てていくかが重要です。特に、管理者一人に多くの判断や相談、トラブルへの対応が集中すると、管理者自身の負担が大きくなります。そのため、管理者だけに頼るのではなく、職員一人ひとりが役割を持ち、チームとして仕事を進められる組織づくりが必要だと感じました。
次世代の管理者を育てるためには、いきなり大きな責任を任せるのではなく、管理職になる前から小さな仕事や役割を経験してもらい、少しずつ仕事の範囲を広げていくことが大切です。自分で考え、判断する経験を積むことが、将来管理職として仕事を担う力につながります。また、職員が管理職を目指すためには、成長を感じられることや、自分で判断できる環境、相談できる体制、役割の明確さも重要です。
仕事を任せる際には、単に業務をお願いするだけではなく、「何のために行うのか」「どこまでしてほしいのか」を伝えることが必要です。また、すぐに答えを教えるのではなく、「どう思うか」「次はどうしたらよいか」と問いかけることで、職員自身が考えて行動する力を育てることにつながります。指導やフィードバックについても、できていないことだけを伝えるのではなく、まずできたことを認め、そのうえで改善点や次に期待することを具体的に伝えることの大切さを改めて考える機会となりました。
後半では、福祉の仕事におけるAIの活用についても取り上げられました。AIは人に代わって福祉の仕事をするものではなく、記録や文章作成、会議内容の整理、情報の要約などを補助するものとして活用できます。業務を効率化することで生まれた時間を、利用者との関わりや職員の育成など、人にしかできないことに活用するという考え方が印象に残りました。一方で、個人情報を入力しないことや、AIが作成した内容を確認し、最終的な判断は人が行うことも重要です。
今回の研修を通して、管理職が一人で抱え込むのではなく、職員一人ひとりが役割を持ち、お互いに支えながら成長できる組織づくりの大切さを改めて考える機会となりました。今回学んだことを日々の職員との関わりや仕事の任せ方に活かし、職員が成長でき、管理職も一人で抱え込まずに仕事ができる組織づくりにつなげていきたいと思います。
この度の情報交換会は「丸海屋離」で行いました。
 

2026/09/04 09:00 | 経営青年会

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